「空間と光で織りなす、座れる彫刻。」ミッドセンチュリーデザイン史において、チャールズ&レイ・イームズと並び「スチールワイヤー」という素材の可能性を極限まで引き出した芸術家、ハリー・ベルトイア(Harry Bertoia)。
彼が1952年にKnoll社のためにデザインした代表作「Small Diamond Chair」
「もしこの椅子を見たら、それは空気によって作られていることがわかるだろう。彫刻のように、空間がこの椅子を通り抜けているのだ。」
ベルトイア自身がそう語った通り、格子状に緻密に編み込まれた3次元の立体シェードは、光を受けることで床や壁面に美しいグリッドの影を映し出します。
視線が通り抜ける透け感のある構造は、お部屋に置いた際に圧迫感を与えず、空間をより一層広く、軽やかに魅せてくれます。
一見すると無骨な金属構造に見えますが、ダイヤ型のシェードは人間の身体のラインに沿って緩やかなカーブを描いています。
座るとスチールワイヤーが適度にしなり、包み込まれるような快適なリラックス感をもたらします。
ラウンジチェアとして読書や映画鑑賞の時間を贅沢に演出してくれる一脚です。
フレームには「Knoll」の刻印(画像7枚目参照)が刻まれており、Knoll社が自社製品としての品質と信頼を保証するために刻印を導入した2004年以降の正規品であることが確認できます。
50年代の誕生から現在に至るまで、同一の意匠と高いクラフトマンシップを守り続けているKnoll社の現行・近現代プロダクションならではの、しっかりとしたフレーム構造と安定感が魅力です。
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