1948年にニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催されたInternational Competition for Low-Cost Furniture Design(ローコスト家具デザイン国際コンペ)へ出品するために制作された「Eames La Chaise」
残念ながら、「用途が限定的すぎる」「製造コストが高すぎる」といった理由で入賞は逃しました。
彫刻家ガストン・ラシェーズの作品「Floating Figure(浮かぶ姿)」からインスピレーションを得てデザインされており、フランス語で椅子を意味する"La Chaise"と、彫刻家の名前"Lachaise"をかけた、イームズ夫妻らしくユーモアたっぷりに命名されました。
この独創的なフォルムには、画家としての経歴を持つレイ・イームズの色彩感覚や有機的な形状への愛が色濃く反映されています。
従来の「座る」という動作だけでなく、寝そべったり、2人で腰掛けたり、自由なライフスタイルを提示しました。
また、 レイ自身が最も好んだ作品の一つとも言われており、夫妻の自宅にもプロトタイプが置かれています。
デザインは1948年に完成していましたが、複雑な曲線を量産する技術が追いつかず、長年「幻の名作」とされてきました。
技術の進歩と根強い人気を受け、Vitra社が1990年にようやくシリアル生産を開始しました。
今回当店に入荷したのはまさにこのころに生産された個体です。
Vitraのラベルこそ剥がれてしまっていますが、およそ40年ほどの時の経過のみが成し得る特有の雰囲気を醸し出しています。
この唯一無二の経年変化を失くしてしまわぬように、敢えて大げさなメンテナンスを施すことをしておりません。
アメリカの前オーナーの意向でもあるのですが、この雰囲気を存分に楽しんでいただけたら幸いです。
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