MANUFACTURER
Herman Miller
DESIGN
Charles & Ray Eames
COLOR
Birch
SIZE
W490・D530・H720・SH400 mm
1946年にCharles&Ray Eames(チャールズ&レイ イームズ)がデザインした「DCW」
DCWとはDining Chair Wood Baseの頭文字をとった略称。
同じシリーズとしてBaseにメタル素材が採用された「DCM」という類似したデザインのサイドチェアも同年にリリースされているが、両者並んでアメリカのミッドセンチュリー期を代表するアイコニックかつイームズの代名詞的な作品と評される。
イームズ夫妻がデザインしたダイニングテーブルは総称として「イームズテーブル」と呼ばれたりするが、細分化するとベースのデザインによってそれぞれの名称を持つ。
それでも天板の形状は共有されるものがあったりと、イームズ夫妻は構造の共通性を同シリーズ内の展開軸にするという手段を用いた。
この手段を初めてチェアに落とし込んでシリーズ化が図られたのが当作品群であるが、技術の革新と共に新たに台頭してくる素材に対して木材という本来家具の原点とも言うべき素材に目新しさが見いだされなくなり、「DCW」は1953年には一度生産が中止。
数十年の時を経て1994年にこそ再度生産されることになってはいるが、こういった経緯から当時生産されたオリジナルの個体の希少価値は高い。
今回は最初期にEvans Product社から生産・販売されていた頃に生産された個体が入荷しました。
Flagship Shop Staff / Kanazawa
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