1961年にAlexander Girard（アレキサンダー・ジラード）が内装を手がけたニューヨーク･タイムライフビルディング内のレストラン「ラ・フォンダ・デル・ソル」
その店舗に設置するチェアとしてジラルドとイームズ夫妻が共同でデザインしたアームチェア。

アメリカにおけるミッドセンチュリー期を代表するデザイナー同士の共作。
テーブルに収めたとき、天板から背もたれが見えすぎない様に、低く設計されているため、ダイニングなど複数脚を使用する際には特にすっきりとした印象を受ける。

「Herman Miller Paris」のラベルが座面の裏に確認できることから、ヨーロッパで流通したVitra社製の個体と推察される。当店はVintage品の買い付けは主にアメリカで行っており、ヨーロッパで流通したシェルチェアの入荷は珍しい。
もちろんVitra社製のシェルチェアが偽物という訳ではなく、製造権や販売権などのオトナの事情から、ヨーロッパでは現在でもスイスに拠点を置くVitra社が製造、販売したものが流通していることが知られる。

座面のファブリックには一部汚れが見受けられる為、クッション材のウレタンと共にファブリックの張り替えをご希望の方はご相談ください。

※座面（シェルボディ）とベース（脚部）をセットでの販売と致します。


※Vintage品の為、細かなスレやキズがございます。また、商品の撮影環境の影響やご覧頂くモニター環境などで画面の色は実際の色と異なっている場合がございます。同じ色名称でも個体によって色合いが異なります。詳細なコンディションはお気軽にお問い合わせください。