Charles & Ray Eames（チャールズ&レイ イームズ）によってデザインされた「Contract Base Table」
「Universal Base Table」「Segmented Base Table」と並び、「イームズテーブル」と称され現在でもHerman Miller社のカタログにラインナップされ続けている。
サイズ規格はいくつか存在するが、その中でもワンルームのようなコンパクトな間取りの住宅にも取り入れやすいΦ900mmの天板サイズはなにかと機転が利くはずである。
天板は程よく日焼けによる経年変化が表れており、色味の濃度が増している。
当店ではダイニングテーブルの定番品として入荷の機会が比較的多いが、同様に人気も高いため売れてしまうのも早いアイテムだ。
今回入荷したこちらは1980年代半ば〜90年代に生産された個体。
多くの場合に直線的に設計される一般住宅において、ラウンドテーブルというのは部屋の隅などにデッドスペースが生じるという点で贅沢なテーブルであるように思う。しかしみんなで一つの円卓を囲んでする食事や会話はより一層弾むはずだ。どんなときでも食事のときくらい楽しい時間を過ごしたい、そんな余裕を与えてくれるダイニングテーブルではないだろうか。

Edited by staff Kanazawa


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