No.119230101106_551

Organic Conference Chair / Eames Special Collection2023

  • 406,000円(税込446,600円)

MANUFACTURER
Vitra

DESIGN
Charles Eames & Eero Saarinen

COLOR
Kvadrat Ria 551

SIZE
W725・D675・H935・SH420 mm


1940年にニューヨークのMuseum of Modern Artが主催した「住宅家具のオーガニックデザイン」コンペの一環として、チャールズ・イームズとエーロ・サーリネンが共同でデザインした「Organic Chair(オーガニックチェア)」

特に当時は、技術的に量産が出来なかったほど、美しく造形された彫刻的なデザインは高く評価されました。
現在では現行品も生産されており、現代においても新鮮なデザインと、2人の偉大なデザイナーの唯一の共同作品ということもあり、常に人気を博している名作チェアの1つです。


Eames Special collection 2023ではレイ・イームズの花びらの構成に対する情熱にインスピレーションを得て、Kvadrat社のファブリック「Ria」から3つのカラーバリエーションをセレクトしています。


<Organic Chair>
1907年、ミズーリ州セントルイスで生まれたチャールズ・イームズ (Charles Eames) は、セントルイスのWashington Universityで建築を学び、1930年にチャールズ・M・グレイと一緒にオフィスを立ち上げ、1935年にはロバート・T・ウォルシュとともに新たな建築事務所を設立しました。
1938年にCranbrook Academy of Artから奨学金を得た後、ミシガンに移り、 翌年にはデザインについての講義を行い、1940年には、Cranbrookのインダストリアルデザイン部門の責任者に就任しました。

建築家エリエル・サーリネン (Eliel Saarinen) の息子、エーロ・サーリネン (Eero Saarinen) は、1910年にフィンランドのキルッコヌンミに生まれました。
1929年から2年間、パリのAcadémie de la Grande Chaumière で彫刻を学んだ後、1934年まで、アメリカ、ニューヘイブンのYale Universityで大学の奨学金を受けながら建築を勉強する傍ら、ヨーロッパ各地を旅してまわりました。
1936年、彼はアメリカへ戻り、彼の父の建築事務所で見習いをしながら、ブルームフィールドヒルズのCranbrook Academyで教鞭を執りました。 この場でチャールズ・イームズと出会うこととなりますが、 彼らは出会ってすぐ意気投合し、共に新しい家具の形の実験をし、最初の成形合板の家具を開発したのです。

1940年に、彼らはニューヨークのMuseum of Modern Artで開催された、Organic Design in Home Furnishingsコンテストに共同名義としてオーガニックチェアを発表しました。
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