MANUFACTURER
Herman Miller
DESIGN
Charles & Ray Eames
COLOR
Birch
SIZE
W515・D540・H740(SH440)mm
1946年に発売され現在まで一度も生産が終了されることなく販売され続けているDCM。
MoMAのパーマネントコレクションにも選ばれているイームズの代名詞的なシリーズです。
その中でも、こちらの個体は大量生産には至らず試作品として作られた一脚。
イームズ夫妻がDCMをデザインするにおいて思慮に耽っていた頃、実際に製品化には至らなかったいわゆる"プロトタイプ"の試験的な生産が行われました。
イームズ夫妻と同時代に、スチール素材のワイヤーロッド構造のチェアを発表したことで世に名を知らしめたハリー・ベルトイア。
このプロトタイプのDCMはショックマウントの耐久性について、イームズがスチール素材の権威者であるベルトイアに意見を求めたことで、フレームのショックマウントの間に大きなスペーサー型のスチールパーツを設けたモデルとされています。
背板に2箇所、座面裏に3箇所の合計5箇所全てにスチールパーツが確認できます。
背板をビスで留めるためのフレームのビス穴の形状が、実際に製品化されているものと比較すると大きく丸みを帯びています。
本来は脚先のグライズも1stの仕様であるはずですが、惜しくも4箇所とも欠品しているので2ndタイプのグライズが付けられています。
これまでは非売品として店頭にディスプレイしておりましたが、この度期間限定にて販売対象と致します。
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