家具だけでなく建築や都市計画まで広く活躍をした、イタリアのデザインの基盤を作った1人とも称される巨匠、Vico Magistretti（ヴィコ・マジストレッティ）が、1966年にデザインしたデスクランプ「Telegono（テレゴノ）」。

半球状のシェードを上下に可動させることで光を調整できる作りになっています。
無二のフォルムに加え、月の満ち欠けを連想させるシェードは、空間の演出に見事に適しています。

シェードのヤケが見られますが、その他には割れや欠けなどの大きなダメージは無く、コンディションは良好です。

＜Vico Magistretti（ヴィコ・マジストレッティ）＞
イタリアはミラノの建築家の家に生まれ、第二次世界大戦後にスイスで彼の建築の基礎を学び、自らのデザイン哲学を構築します。
その後は数々の名建築を設計を手掛け、さらにアルテミデやカッシーナと共に家具のデザインを手掛けるようになりました。
イタリアデザインにおける彼の功績は大きく、1951年トリエンナーレで金メダル受賞、1954年トリエンナーレでグランプリ受賞、1967年と1979年にはコンパッソドーロ賞を受賞しています。
家具だけでなく建築や都市計画まで広く活躍をした、イタリアデザインの基盤を作った1人ともいえる巨匠です。

※電球/E14（別売り）
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