書籍「higgins Adventures in Glass」にも掲載されている「Candle Holder」シリーズ。Dearborn社時代に制作した1957年頃〜1964年頃の稀少な作品。

特にこのキャンドルホルダーは、市場でも見かけることが少ない、稀少なレア作品です。

プレート同様に、特徴でもあるスランプガラス製法で制作され、2層に仕上げられた事によって、この数ミリの厚さの中に立体感や奥行を感じることができる、ヒギンスならではの表情が魅力です。

状態も、目立つ傷やダメージはなく、グッドコンディションです。
ダイニングやリラックススペースでぜひお使いください。


＜higgins（ヒギンス）＞
1948年にシカゴの小さなアパートから創作活動をスタートさせ、アメリカのガラスウエア文化における革新者となった、マイケル＆フランシス・ヒギンス夫妻。
2人が創り出す作品たちは、日常のガラス製品にアート（芸術性）を落とし込み、ガラスウエアとガラスアートを美しく融合させた、実に独創的な作品たちです。

色を付けたガラスに様々な装飾を施したのち、さらにその上にガラスを乗せて挟み込んで仕上げるスランプガラスと呼ばれる珍しい製法。
そして、彫刻家のアレクサンダー・カルダーと画家のジョアン・ミロに影響を受けたと語る色彩と幾何学的なパターンが特徴的です。

そこから生み出される芸術的な色彩や装飾に、人々は瞬く間に魅了され、高級百貨店や有名ショップなどから注文が殺到するほどの広がりを見せました。
その作品たちは現代に至っても人々を惹きつけ、その一部は、スミソニアン美術館、メトロポリタン美術館、コーニングガラス美術館のコレクションとなっています。

※ヴィンテージ品の為、細かなスレやキズがございます。また、商品の撮影環境の影響やご覧頂くモニター環境などで画面の色は実際の色と異なっている場合がございます。詳細なコンディションはお気軽にお問い合わせください。