MANUFACTURER
Kay Bojesen Denmark
DESIGN
Kay Bojesen
COLOR
Natural Oak/Smoked Oak
SIZE
W150・D160・H75mm
1950年代にカイ・ボイスンによってデザインされていた幻の鳥「SongBird(ソングバード)」
ポップなカラーと愛らしい表情、その名の通り美しくさえずる小鳥を想わせる作品です。
カラーは6色展開。それぞれにカイ・ボイスンの近しい人たちの名前が付けられています。
Ruth(ルット)は、カイ・ボイスンの息子の奥さん(義理の娘)の名前が付けられています。
※店頭で売り切れの場合はお取り寄せとなります。お急ぎの方は事前に在庫をお問い合わせ頂けますと確実です。
Kay Bojesenについて
カイ・ボイスン(1886-1958)は、Georg Jensen (ジョージ・ジェンセン)で修行を積んだ後、1910年に銀細工師としての道を歩み始めました。1920年代に当時のホルムガード社社長のクリスチャン・クラウベルとともに、選りすぐりのデンマークデザインをセレクトして販売する「Den Parmanente (デン・パーマネンテ)」という革新的なデザインショップを創設、現代のデザイン・センターの先駆けともいえる活動を開始しました。
カイ・ボイスンの名が一躍知られるようになったのは、1938年にシルバー用にデザインされたカトラリー。戦時状況下で銀の供給が困難だったことから、当時珍しかったステンレスを用いて制作、1951年のミラノ・トリエンナーレ展に出品したところ、3年連続で最優秀賞受賞という快挙を遂げたのです。それにちなんで、「Grand Prix (グラン・プリ)」と名付けられたこのステンレスカトラリーは、デンマーク王室御用達にも認定されています。
彼の才能は金属だけにとどまらず、1930年代より制作を開始した木製オブジェの数々は、カイ・ボイスンのもう一つの顔となりました。「動物のデザイン上の線 (line) は微笑み (smile) にならなければならない」、「木製の動物は本物の動物の真似であってはならない」などの信条のもと、今やデザインアイコンとなったモンキー (1951年発表) をはじめ、さまざまな動物たちは、デンマークのみならず、世界中の人々に親しまれています。