1960年代に生産されたと思われるKimball社の「FRP Searving Bowl」

FRP素材にゴールドカラーの繊維が織り交ぜられ、4頭あしらわれた蝶の翅は本物のそれが用いられている。
商品名こそ”Searving Bowl”としているが、現代においては空間を色づけるオブジェの役割として考えるのが合っているように思う。

FRP自体のコンディションとしては大きなダメージも見受けられず、当店で日頃取り扱うようなアメリカのミッドセンチュリー家具との相性も良い。
当品のFRPはイームズの「Arm Shell Chair Lemon Yellow」が少し日焼けしたようなカラー。また、シェルチェアの1st Modelのように透光性がることも当時のオリジナリティを感じられてまた面白い。

横にせず立てて飾るためにはブックスタンドのようなホルダーを要することは悪しからず。


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